活動情報
2月13日 新任教員に、経験と智慧を与える研修システムを
私は、公立の高校で社会科の教員を10年間経験しました。また、幸福の科学が運営する塾を3年経験させていただきました。
まず、塾の経営で一番エネルギーと労力を使ったのが、学生講師の研修です。当時、塾の規模は150人ほどでした、学生講師が十数人とプロの職員が私を含めて2人です。
学生は有名の現役大学生も多く学力はあり、難しい問題も結構解けます。しかし、生徒を教えたことがないので、生徒の理解しやすいように工夫してもらい、アドバイスもさせていただきました。また、生活指導面で、子供たちが、遅刻・私語・宿題をしてこない・無断で休む等々、学生が面くらうようなことをするたびに、ともに考えて生徒の指導をお願いします。
また、学生講師は、生徒との人間関係で苦しんだり、モチベーションが続かなくなったりします。そこで、学生講師が如何に価値ある仕事をしているかを話し、感謝の言葉をかけてきました。また、担当の生徒の成績が毎月出るので、その上がり下がりでが、教える側の通知表になります。また、父母に対する説明会も学生とともに、年に、数回おこない子供を通わせて下さる保護者の皆様の信頼を得ることも大切な仕事でした。
塾の場合は、内容が悪いと、どんどん人は減っていきます。学生講師も、続かなくてやめていく方がでてきます。塾の費用より付加価値が高くなければ、経営は破たんします。
私が担当した学生講師の多くは、学生の四年間で、人間的にも、教育技術も見違えるように向上し、「頼むから卒業しないでくれ」と思うくらいに頼りになる人材となりました。大学4年生ともなると、立派に1年性にアドバイスをしたり、相談にのったりしてくれます。
私は、新任の教員は、私が経験した学生講師たちと同じ立場にあると思います。教育実習では、結構指導教官が授業案と、実際に授業をみて指導します。しかし、残念ながら、公立学校で新任教師は着任早々、生徒・保護者・先輩から「先生」と呼ばれすぐに次々と授業をしていかなくてはならず。多少の研修を受ける場合があっても、個人に任されており、よほどひどくなければ管理職は何も言いません。
それは、公立学校は、内容がほどほどでも生徒はとりあえず来てくれます。学校は、受験レベルの学力をつけれなくても、救済のための甘い再試やレポートで卒業証書をだせば給料は一定額もらえます。ここに公立学校が、民間の塾に負けていても自覚も関心もない教師が悪気なくうまれていく原因があるのです。
もちろん、優秀で自己研鑽し塾に負けない教師も例外的にはいますが、給料は、がんばってもほどほどでも全く同じです。塾なら、年収数千万から、くびになるなる人まで格差が開きます。この格差は、生徒にとってはありがたいことなのです。
まず、民間の経営能力がある方を採用し、教師の実力測定が公平に行われるようにしなげばならないと思います。また、新任教育にあたり、数年で、授業の実力・生徒指導の実力をハイレベルに引き上げ、それを認定するようなシステムがいると思います。政府は、優秀な民間レベルの経営者の配置と、プロの教員を現場で数年で養成して受験に責任を持つ公立学校をつくらねばなりません。
みやわき しげるは、塾と公立学校を両方経験させていただいた貴重な体験から、塾に頼らない公立学校の復権策を具体的に練っていきたいと考えます。






